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JAL再建とマイレージの行方

  1. JAL経営破たんの余波として、路線綱の縮小はマイレージ関連での最大の問題点
  2. 特典航空券の交換ではむしろ以前より有利な条件で利用できている
  3. 今後の再建のカギとしてマイレージは最重要課題なので、当面ユーザーに有利な条件の継続が見込める

昨年JALの経営破たんが決定的になった時点で消費者の最大の関心事はマイレージサービスであったのは記憶に新しいところです。本項ではJALマイレージプログラムの今後を周辺の情勢から見通してみたく思います。

JALの合理化と就航路線の縮小

JALの経営再建に影響されるマイレージ関連では、最も大きな問題は路線網の縮小です。2010年には国内線と国際線で多くの路線が廃止または長期休止となりました。福島空港や神戸空港など過去はJAL使が就航していた空港に、合理化によって全く就航使がなくなり、その空港からの使を使ってマイルを貯めていた方やその空港からの特典航空券利用をしていた方にはJALのマイレージの利用価値が大きく後退することになりました。

特典航空券交換では最も有利なマイレージ

大方の消息筋の予想にあった特典交換レートの劣化は今現在はなっていません。むしろ2010年度はディスカウントマイルやJALカード優遇交換レートなど、特典航空券は従来よりも好条件で交換ができるようになっています。特に国際線で日本発最大の便数であるJALでは国際線での特典航空券は、どのマイレージよりも少ないマイル数で獲得できる一大チャンスとなっています。

JAL再建に不可避なマイレージ強化

業界の先行きを不安視する一部のマスコミ報道とは裏腹に、実需ではビジネスクラスが復調してきて、このことは業界的に所謂レガシー航空の復活を意味しています。格安航空の台頭が喧伝される市場環境に反し、依然として従来型のマイレージに対応したユーザーニーズは健在です。このことからもJALマイレージのファンダメンテルズは堅調であり、今後もマイレージユーザーには好環境が続くと思われます。

結果的に当面は一番有利なマイレージに

マイレージ強化はJAL再建の一大ポイントであることから、当面は現行の路線を踏襲していくと思われます。特に他のマイレージにはないJALカードの「ツアーマイルプレミアム」、交換特典に制限がない「家族プログラム」、国内なら地方発でも同じマイル数の国際線特典航空券等のなど特異なサービスを使いこなせるなら、日本地区においては当面は利用者には一番有利な条件で使えるマイレージであると云えるでしょう。